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このページはこちらに移転しました 親父の唄 作詞/81スレ491 作曲/81スレ499 朝電車に揺られて思ってたのは、初恋の香りと娘の姿 薄くなった頭とダサい服と 嫌われて当然 少し寂しいよ 父さんなぁ携帯買ったんだ 使い方よく分からないけど ずっとお前と繋がってたいんだ そう言ったら、気持ち悪がられるだろうけど いつか大きな恋をして ここを離れていくんだろう そんな日が来ることは覚悟してたけど 夢じゃダメなのかな 随分綺麗になったんだね 父さんの自慢だよ 久しぶりに笑顔を見せてくれたね 涙は流すもんじゃないよ 思い出すのは、小さな頃の運動会 転んで泣いて でも立ち上がって 僕にメダルをくれたなぁ 思い出すのは、振り袖を着たお前 お前が誰より何より一番綺麗に見えたんだよ いつからか心は離れてしまったけど ずっと見守っていてやるよ 朝電車に揺られて思ってたのは、花嫁姿の娘の姿 胸ポケットの携帯にメールが届いてた 僕は微笑んだ 音源 親父の唄 (このページは旧wikiから転載されました)
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a4b2attp //www4.atwiki.jp/oyaziserver/pages/1.html Base/Job:9999999999 ドロップ率:10000000 PTボーナス:80% 公平レベル:±100 最大ステ:9999 無詠唱DEX:340 最大Aspd:193 3次職:実装 私が未熟なのではありません。仕事が忙しかったので、鯖を弄る機会がそんなになかったのです。 年中ROやってるあなた方とは違うんです。私は忙しいんです。そこだけは分かって頂きたかったです。 -- 名無しさん (2012-02-09 03 12 36) ボランティアで手伝うマァト(GM補佐)に全て任せて公式BBSで自演を行う親父(鯖管GM) -- oyazi鯖 (2012-02-09 04 20 23) メンテに12時間掛け、メンテ日は毎週土日。よってNEET鯖。珍しい事に黒歴史しか残していない親父GM -- 無能 (2012-02-09 04 21 12) GM親父の無能っぷりは殆どネサロに上がっている tp //kohada.2ch.net/test/read.cgi/mmosaloon/1324601649/ -- 無能 (2012-02-09 04 21 58) 名前 コメント
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変態糞親父 (へんたいくそおやじ) "最後の人類"こと 台詞 雇用時:「ああ^~早く糞まみれになろうぜ。」 死亡時:「もう一度やりたいぜ。」 必殺スキル使用時 不浄の投擲:「ドバーッ!」 戦闘ボイス +前進時 「ああ^~早く糞まみれになろうぜ」 「ああ^~もう糞が出るう~~」 「はよう糞まみれになろうぜ」 「至急、メールくれや」 「糞だらけでやろうや」 +互角、優勢時、劣勢時 「ああ^~早く糞まみれになろうぜ」 「ああ^~もう糞が出るう~~」 「はよう糞まみれになろうぜ」 「糞が出口を求めて腹の中でぐるぐるしている」 「もう顔中に糞まみれや」 「もう顔中、糞まみれや」 「ああ^~たまらねえぜ」 「もう気が狂う程気持ちええんじゃ」 「突うずるっ込んでやると!」 「ずるずるして気持ちが良い」 「二回も男汁を出した」 「やはり大勢で糞まみれになると最高やで」 「こんな、変態親父と糞あそびしないか」 「至急、メールくれや」 「糞だらけでやろうや」 「ああ^~」 衝突タイプ ステータス(個人・部隊スキル込み) レベル クラス名 HP MP 攻撃 防御 魔力 素早さ 技術 HP回復 MP回復 移動タイプ 移動力 召喚数 ノック耐性 財政値 種族 性別 1 MUR肉騎兵 1560 100 60 50 45 60 50 5 15 荒地 140 0 騎兵 0 ホモ族 男性 15 精鋭MUR肉騎兵 2752 100 107 92 87 60 64 19 15 荒地 140 0 騎兵 0 ホモ族 男性 25 コサッーク騎兵 3632 100 142 122 117 60 74 29 15 荒地 140 0 騎兵 0 ホモ族 男性 耐性(個人・部隊スキル込み) 近接 弓矢 火 光 幻覚 混乱 長柄 銃撃 水 土 麻痺 石化 能力低下 突撃 風 雷 毒 恐慌 闇 魔力 沈黙 即死 汎用系 +2 +2 +2 +2 +5 +2 迎撃系 -2 -2 -2 -2 -2 -2 -2 衝突系 0 0 0 +5 0 その他 0 0 +5 0 一般ユニットより高い・低い耐性は強調表示 戦闘スキル スキル名 LS 習得LV 攻撃力 射程 属性 減速 消費MP 備考 衝突攻撃(接近攻撃) 攻撃×100%(2回)魔力×20% 接敵 突撃 100% 突撃 攻撃×100%(2回)攻撃×100%(2回)(範囲大)魔力×40%(範囲大) 接敵 突撃 80% 必要助走 288 戦場工事(遠距離攻撃) LS 攻撃×100%(2回)魔力×20% (500) 近接 50% ノックバック(騎兵のみ) 体当たり(遠距離攻撃) 攻撃×100%(2回)魔力×20% 60 突撃 100% 不浄の投擲 魔力×5%(範囲中)(貫通10hit)(12回) 800 闇 50% 必殺技毒、幻覚、沈黙のいずれか100% 整列"迅速な" LS 固定値50(移動力アップ) 自分のみ 移動力アップ 100% 移動力アップ 部隊スキル スキル名 上昇値 HPアップ HP+20% 毒耐性UP 毒耐性+2 幻覚耐性UP 幻覚耐性+2 沈黙耐性UP 沈黙耐性+2 荒野移動 移動タイプ:荒地 個人スキル スキル名 習得LV 上昇値 基礎強化(HP) 15~24 HP+100 基礎強化(攻撃) 15~24 攻撃+5 基礎強化(HP) 25 HP+200 基礎強化(攻撃) 25 攻撃+10 雇用 雇用可能兵科 帝国歩兵系 帝国槍兵系 MUR肉騎兵系 帝国砲兵系 ドルフィンライダー系 土方兵系 人材雇用 雇用元:KMR KBTIT じゅんぺい NEL姉貴 *ディーゴ・近藤 *銀河烈風バクシンガー 雇用先:変態糞娘 ランシナ勢力名 第二十一式歩兵群団 雇用費 ランダムシナリオ 1000 ひとくちランシナ 1500 考察 岡山県北にある川の土手の下の放浪人材。 リーダースキルによって土方兵のスキルである戦場工事を付与する事が出来る。 騎兵らしく遊撃として運用するなら敵へ突撃するまでの弾避けに使えるほか、土嚢接触時の追加ダメージもあるのでそこそこ攻撃力は出る……のだが、荒地移動を持つため平地ではあまり速度が出せない。 効果の高いHPアップの部隊スキルを活かし、土方らしく本隊の前衛として運用するほうが役に立ってくれる。 上述の通りなので配下はMUR肉騎兵にこだわる必要はないものの、一応そこそこ動けて攻撃力も高めという利点はある。もちろん、荒地の多い戦場なら、鈍足な敵軍を蹂躙することも十分可能だ。 壁としてなら帝国歩兵や帝国槍兵も安価な戦力として悪くは無い。とはいえ、HPがより高く、投石によって遠距離攻撃も可能な土方兵のほうが仕事はしてくれるだろう。リーダースキル付与が完全に死んでしまうが、そこは土方兵を連れてこそ変態糞親父だと割り切ってしまおう。 キャラ解説 列伝無し。変態糞親父の種族は「ホモビ族」ではなく「ホモ族」であり、彼とその娘を除くと大陸には存在しない希少種族である。"最後の人類"と呼ばれているのは、ホモ族という種族が滅亡の危機に窮していることの証左である可能性が微粒子レベルで存在する……? ちなみに本編を銀河烈風隊でプレイした場合、彼らが駐屯している場所が岡山県北であるため1ターン目から雇用できる。 精強なる銀河烈風隊の隊士として力と糞を存分に振るってもらおう。 元ネタ ランシナ勢力名:http //www.nicovideo.jp/watch/sm20227112(ノムリッシュ変態糞親父) 変態糞親父: ガチホモ掲示板の常連。 書き込みの内容はホモセックスの相手の募集と体験談を主にした普通のものだが、その文章のテンポの良さや生々しい汚らしさ、そして妙に表現力豊かな文体が特徴。それが一部のホモに受けて、「六尺兄貴」や「イサキ」と共に3大ホモコピペと並び称された。ホモは文豪。2006年には2ちゃんで流行し、廃れることなく定番のネタへと昇華された。淫夢入りしたのもその頃で、TNOK語録やDBのAAに続く荒らしのネタとして、彼の投稿をコピペしたものが様々なスレに投下される。ニコニコで流行ったのは遅く、2014年初頭のノムリッシュ翻訳とナチス指導者改変コピペの動画によってである。また後者の動画に使用された音声が彼の声だと認識されるようになった。以降ネットミームと化した彼の存在は急速にネットの海に拡散されることになる。UDK姉貴なら部屋に引きこもって一生出てこなくなるような仕打ちではあるが…。2020年現在、彼は今もガチホモ掲示板でホモの相手を求め続けているそうである。 岡山の県北: 変態糞親父の活動範囲。ホモから聖地扱いされている。今でも会えるかもしれない。 ホモ族: ホモビ族でないのは、彼が淫夢由来でないから。 しかし後年の発掘で、彼がとあるスカトロビデオ会社と密接な関係があった事が明らかとなっている。 コメント 文豪じゃないのか -- 名無しさん (2020-10-10 19 01 56) 名前 コメント
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「んじゃ、お疲れ」 「お疲れ様です」 ビールが並々と注がれたグラスを控えめに掲げ、乾杯。カチン、と気持ちの良い音が小さな屋台の中に響いた。 そして口元へと運び、グイッと一気飲み。いやぁ、うまい。 ほど良い酩酊感を携えた体には、この吹きつける寒風とキンキンに冷えたビールのダブルパンチは効くねぇ。 それがまた良い、ってのもあるんだがね。要するにうまいんだよ、冷たいくらいが。 それでも今体内に流し込んだ液体のお陰でそのうちまた体が火照ってきて、それを打ち消すためにまたビール。 そんなことをしばらくしていれば、自然と眠くなるってもんだ。まったく、人間ってのは良く出来ている。 酔っぱらってるせいもあってか、脳内でよく分からないやり取りを繰り返す。誰も聞いてはいないだろうな。 数瞬前まで満たされていたはずのそれをテーブルへコトリと置くとどうしたことか、手の届くところに置いてあったはずの瓶が無いではないか。 あれ、どこにやったっけ? キョロキョロと周りを見渡すと、右手に見えるは瓶を両手で持って微笑むふゆきの姿。 それを持つ彼女は控えめに上品さを醸し出している。育ちの良さを改めて感じるな。私ならラッパ飲みをするが如く片手で持つところなんだが。 ――って違う違う。 「ふゆき、何で私がラーメンに誘ったかを忘れたのか?」 「ふふっ、ごめんなさい」 ふゆきから瓶を奪い自分のグラスへと注ぐ。トクトクと泡立ちながら、グラスに再び綺麗な麦色が戻る。 もう片方のグラスは空いていないようだ。急かすのも悪いからな、空いたら注いであげよう。 「しっかし年忘れって名目のはずなんだから、あんなに働かなくてもいいんじゃないか?」 「うーん、癖っていうものですかね? ついついやってしまうんですよ」 「随分嫌な癖なもんだ。私には真似出来ん」 「自分でも結構楽しいと思ってますから」 ほのかに頬を染めた彼女は、そう言って笑みを浮かべた。 ……うーん、世の男共には見せたくないな、この顔は。雄には刺激が強すぎる。 「はい、お待ちどお」 ふゆきのグラスに二杯目を注いでいるところにおいしそうな湯気を立たせたラーメンが置かれる。 透き通るようなスープに、メンマに刻み葱、海苔が二枚のシンプルな具材。その中に麺が幸せそうに包まっている。 ラーメンというよりも中華そば、って感じ。呼び名が違うだけで同じ食べ物なんだがな。まぁイメージってのはそういうものだろう。 うむ、うまそう。その一言に尽きるな。ふゆきも同じ思いを浮かべているような顔してる。 「うまそう、じゃねえんだなこれが。実際うまいんだよ」 カウンター越しから声が飛ぶ。声の方を向くと、店主の親父は腕を組んでいいから早く食え、と言いたげにニンマリとこちらを見ていた。 どうやら思いが口に出てしまっていたみたいだな。 「ははっ、そいつは失礼した。それじゃ、いただきます」 「いただきます」 「どうぞ、召し上がれ」 「――親父、うまかったよ。ごちそうさん」 「だろ? 俺が作ってんだから当然さ」 流石にお腹が一杯でスープまでは楽しめなかったが、それでも十分うまいラーメンだった。 それにこの店主もなかなかに気さくな男で、私たちに酔っ払い客の話やらラーメンの豆知識やらをノンストップで話してくれた。 こういう人と話をするのが好きな私はもちろん、猫舌なふゆきも麺をフーフーさせながらも四方山話を楽しんでいたようだった。 それも相まってか、まだまだふゆきの器は空になりそうもない。ということで再び私はこの飾り気なく話す親父との会話を楽しむことにした。 「ところで、何でまたこんな屋台にべっぴんさん二人で入ってきたんだい?」 「べっぴんさんだなんて、言ってくれるじゃないか」 「ははっ、嘘ついてどうする」 「こりゃどうも。さっきまで忘年会があってだね、それでこっちの子が酒注ぎばっかりしてたもんだからさ」 「で、ウチで積もる話でもしようってか」 「まぁ大体そんなところだ」 全然楽しめてないんじゃないか、ってちょっと思ったからさ。 それから彼女の忘年会での振る舞いやいつもの学校での様子とかを話すとこの親父、私を見てニヤニヤと笑いやがる。 「一体何だっていうんだ? 嫌な笑み浮かべて」 「えぇ? あぁ、もしかしてお前さん、その子に惚れちまってんじゃないんか?」 ははっ、何馬鹿なこと言ってるんだ? と反論しようとしたところ、 「えぇ、ひかるさんったら私にベタ惚れで」 いつの間にか食べ終わっていたふゆきが楽しそうに口を挟む。酔っぱらってるな、こいつも。 「私は友人としてはお前のこと好きだがな、断じてそういうつもりは――」 「なんだよ姉ちゃん、水臭ぇな。さっきの話聞いてたらとてもそうは聞こえねえよ」 「そうですよ、ひかるさん」 そうして二人は互いに目を合わせてケラケラと笑う。 うむ、聞いてられん。私はグラスに残ったままのちょっぴりぬるくなったビールに手を伸ばし、そして飲み干す。 「やれやれ。親父、もう一本くれ」 「親父さん、御馳走様でした。ラーメン、おいしかったです」 「客をからかうのも程々にしといてくれよ」 「済まないね。んじゃ、これからもお二人さん仲良くな!」 うちの学校の生徒よりも幼く見えるような笑顔で店主は手を挙げて、私たち二人を送り出した。 「いやぁ散々なラーメンだったな」 「いえ、そんなことないですよ? とっても楽しかったです」 どうやらふゆきもあの親父さんと息が合ったようで、それから延々と私と自分のことを話していた。 二人ともずっと私を見てニヤニヤ笑いながら小一時間。私にとっては散々だったよ。 「そんなに不貞腐れないで下さいよ」 「そんなつもりはないよ。聞いていられなかったけど私も楽しかったぞ?」 冬の夜風はやんわりとだが絶え間無く吹いて、結局あのあともう一本開けたっていうのに身体を火照らす余裕すら私には与えてくれない。 もう少し暖かい格好をすべきだったなぁ、と支度をして家を出る前の私に対してぽつりと呟いた。 「やっぱり冷えますね」 「そうだな。折角の酔いが醒めてしまう」 「……こうすれば暖かくなりますよ?」 そう言ってふゆきは私の腕を取り自分の左腕に絡ませた。 「お、おいっ」 「嫌ですか?」 「い、いや、そんなことはないんだが……」 「ならいいじゃないですか」 ニコリと彼女は笑う。……その笑顔は反則だろ? 「頬が熱くて仕方ない」 「そんな、恥ずかしがらなくてもいいのに」 「いや、しょうがないさ」 相手がふゆきだからな、という言葉は胸の中にしまっておけた。 「――なぁふゆき」 「なんですか? ひかるさん」 「……好きだぞ」 「ふふっ、私もです」 コメントフォーム 名前 コメント GJです!! 7巻みて 先生2人に惚れたのは俺だけでしょうか? -- 名無しさん (2009-10-19 00 43 48)
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ああ、親とケンカはいつものことだったが、いい頃合だし、18で勘当ってことになってな。 ドイツの大学は学費がいらねえ、ってのを誰かに聞いてたんだ。かなり後になってからフランスもそうだったと知ったんだが、大失敗だったな。食うものにはこだわらない方だが、フランスのめしの方がうまいくらいは俺にも分かる。 そう、ドイツ語どころか、英語も怪しいもんだ。知ってたのはハロー、プリーズ、サンキューだけだ。金があるうちは、パック旅行の旅行者と一緒で、その程度でもなんとかなるが、金がなくなるとな。ホワットとハウを知って、飛躍的に語彙が増えた。「今、なんて言った?」「そりゃ、なんだ?」「どんな風に(どこで、だれに、どんな場合に)使うんだ?」としつこく聞くんだ。ヘボンって医者は、それだけで最初の和英辞典を作ったらしいが。 ドイツ語はもうちょっとましで、大学に付属してる留学生向けの語学コースがあるんだ。そこで教科書とか先生がいる。 とりあえず、飯をすませて下宿に戻ったら、教科書を毎日30回、あたまからしっぽまで大声で読むわけだ。シュリーマン・メソッドだ。トロイヤ遺跡を掘り当てた奴がいたろ。このやり方で7カ国語できたそうだ。まあ、最初はたどたどしくやってるから、時間もものすごくかかって、おわると空が明るくなりかけてたりする。だんだんとうまく読めるようになると、1時間くらいで終わるようになる。なんかハンター協会の会長みたいな話だな。まあ、その頃は、教科書の全文を暗唱できるようになってるんだが。 大学に入ってからもそんな感じだったな。学費は無料で、奨学金まで出る。返さなくていい奴だ。贅沢はできんが、飢え死にすることもない。奨学金が入ったら、食堂へ行って、次の奨学金までの日数分の食券を買う。これで食うには困らんわけで、残った金の使い方を考える。デートなら1回、映画なら3回とかな。金はないから女に縁はなかったな。 大学出ても何をしたらいいか分からなかったんで、通貨の高い国でバイトして、通貨の安い国で暮らす、金がなくなったその国でバイトして、もっと通貨の安い国へ移る。というのを繰り返してたら、アフリカの真ん中辺りの国に居てな、酒場で怒鳴りあいのケンカしてたら、後から声をかけてきたおっさんがいた。 おまえ、日本人か、という訳だ。 そのおっさんは、日本の銀行から世界銀行に出向して、それから世界銀行が金を貸してる世界中の小国に現場派遣された一人だ。一応、その国の中央銀行総裁だ。 といっても、その国には銀行なんてそれっきりひとつだけだし、その銀行で帳簿のつけ方を知ってるのは、総裁のおっさん一人だ。 ヨーロッパから来てたスタッフとかいう連中はバカンスだと思って銀行にちっとも来やがらないし、現地採用した連中は内戦時代に育ったやつらで、やる気はあるが誰も学校へ行ったことがなくて、字はおろか数字も書けない 銀行らしいものといったら、3度焼けた火事でも残ってたバカでかくてからっぽの金庫と、総裁のおっさんが新人時代から使ってる自前のそろばんだけ、といった具合だ。 総裁のおっさんは、俺が酒場でケンカしてたんで、最初通訳に雇おうと思ったらしい。おっさんは英語とフランス語ができるが、これだと国の偉いさん、要するにヨーロッパに留学した連中だな、それとヨーロッパから来ているバカンス気分のお雇い外人としか話ができない。 俺も言葉はいい加減だったが、アフリカに入ってからしばらくするうちに、ケンカはスワヒリ語でやれることがわかった。 アフリカの連中はだいたい4つの言葉を使いこなして話ができる。出身の部族の言葉、アフリカでの商用共通語のスワヒリ語、宗教関係でアラビア語、それに白人や留学階層に媚をうるのにつかう英語やフランス語だ。気の置けない間柄では部族の言葉ではなす。アフリカ人だがよそ者とはスワヒリ語で商売からケンカだな。 で、毎日、銀行に付いて行った。銀行の仕事なんざ何も分からなかったが、しばらく眺めていると、俺のやることがはっきりした。 まず出勤簿をつくって、毎日やって来ている現地の連中に記入させた。これで連中の名前が分かった。まあ、何て読むんだとしつこく聞いたんだが。それで、1ヶ月経ってもやってこないヨーロッパ人が遊んでるところを一軒一軒借金取りみたいにまわって「おまえは首だ」と通告した。 世界銀行には、先に総裁のおっさんから手紙と出勤簿の写しを送っておいたから、連中、泡食ったな。そいつらの給料が浮いた分で、日本からそろばんを送らせた。そろばんが着くまでは、地面に溝を書いて、そこに石ころ並べてな、ソロバンごっこだ。ついでにいうと、数字の書き方も、地面の黒板で教えた。紙やほんとの黒板でやるより、みんなやる気を出したな。まあ、だから銀行のミーティングは、その後も、野外でお互い土に何か書きながらやることにしたんだ。 それから仕事の最後に、総裁のおっさんが一日中何か書きこんでる帳簿を、日がわりで順番に読み上げさせることにした。これでようやく、総裁のおっさんが毎日、赤くなったり青くなったりしてる理由を、連中も理解したって訳だ。 この辺りまでは、俺には給料なんてなくて、総裁のおっさん宅に寝とまりして飯を食わせてもらって、という感じで、まあ昔で言うと食客だな。日本がソロバンが届いたんで、おっさんに退職金がわりの路銀を出させて、おさらばしようとしたら、今世界銀行から正式に辞令が出た、おまえに給料が出せるようになったから、もっといろ、と言うんだ。これが、まともな職についた最初だな。 まあ、総裁のおっさんもずっと孤立無縁だったのが、行員が数字の扱いになれてきて、行員っぽくなったんで、やる気がでてきたんだろ。元々やる気はある連中なんだ。ところがこれまで来た外国人が自分の邪魔になるからと、何も教えなかったんだ。そのくせ現地人行員をバカにしてたしな。最初にお雇い外人をクビにしたんで人気が出たんだ。 給料は出るようになったが、俺には土の上のソロバン塾ぐらいしか仕事がない。それもちょっとどうかとおもったんで、総裁のおっさんに「あんたが一番困ってることはなんだ?」と聞いたんだ。 「一番目と二番目は、君がもう解決した」 「そりゃなんだ?」 「顔も出さない外国人行員と、やる気のない現地人行員だ」 「なるほど。三番目を教えてくれ」 「こればかりはどうにもならない」 「ああ、そういうのが、俺は好きなんだ」 「インフレだ。物価が週ごとに倍になる。中央銀行の第一の仕事は物価の安定だ。君はここを銀行にしてくれたが、私は自分のやるべきことができてない。できる見こみもない」 「あんたは、クソがつくほど真面目なんだな。だが、それはあんたの仕事の領分を越えてるぞ。金を増やしたり減らしたり、いくらいじったってダメだ。この国の連中は腹をすかせてる。なのにモノがない。そりゃ物価はあがり放題にあがる。あがると分かってればモノをもってる連中は溜めこむからますますモノが足りなくなる。内戦時代よりひどいらしいじゃないか。理由は簡単だ、国境を越えて入ってくる密輸品や国境付近で立っていた闇市を、盛大に取り締まってるからだ」 「それは知ってる。大統領が一番力を入れている仕事だ。他の大臣は、外国人ぞろいの顧問団に取り囲まれて思考停止しているが、大統領だけは自分の判断が出きるし、実行もできる」 「あんたはバンカー(銀行家)だ。今みたいな話を、大統領にすればいい。金の話だ、あんたは専門家だ。それに、あんたらは真面目人間同士だ。きっと気が合うだろう」 「密輸を奨励しろ、というのか。中央銀行の総裁が?」 「だからクソ真面目だっていうんだ。ものは言い様だぞ。国境沿いに『公設市場』をつくれ、でいいじゃないか」 「公設市場といっても何もないし、何かつくる金もないぞ」 「そんなのは商売やりたい奴らがなんとかするさ。俺たちはただ募集して名目だけの許可書でも出せばいい。それも見境になしに制限なしにだ。真面目な国境警備隊にはこう言ってやれ。これからは、おまえらが守るのは国境じゃない、国民の胃袋だ、と」 結局、おれは総裁にくっついて大統領府に行き、今みたいな話を大統領にしてやった。こいつは若いが頭はよさそうだし、なによりやる気があった。 「あなたの話は総裁から聞いている。あそこを銀行にしてくれた功労者だ」 「この国の連中は腹がすいているが、やる気がある。邪魔してたものを追い出したり、取り除いたりしただけだ」 「日本人は世界一勤勉だと聞いている。日本人の君から、そう言ってもらえてうれしいよ」 「俺は経済に詳しくないが、総裁は詳しすぎるそうだ。俺みたいな奴から話したほうが、話がシンプルになるかもしれない。おれたちの計画を話していいか」 「もちろん。ぜひ聞かせてくれ」 「物価がバカみたいに上がりつづけてる。こいつをなんとかしたい。物価が上がり続けると、後で売ったほうが得だろうと思って、モノを持ってる連中はますます売らない。だからモノ不足が続く。これをなんとかしたい」 「君の言う通りだ。そのために総裁も奔走してくれている」 「問題は金よりもモノだ。あんたの兵隊、とくに国境警備についている連中に協力してもらいたい」 「おいおい、強盗や盗賊の真似はお断りだぞ」 「その逆だ。国境で市場を開く。盗賊や強盗から守られた、安全な市場だ」 「その市場には、どこから品物が入ってくるのだろうか? 君も知っての通り、国際収支を改善するために、この国は貿易を止められている。それも、総裁を派遣してくれている世界銀行からだぞ」 「物資がどこから来ようと俺には興味がない。大統領、あんたにだって興味がないだろう。俺たちが関心を持つべきなのは、この国の連中の胃袋だ」 「密輸に目をつぶれ、ということかね?」 「繰り返し言うが、物資がどこから来るか、国の外からなのか、内からなのか、おれたちには興味がない。この国にも人々が欲しがるものを持っている連中はいる。たとえば溜めこんでるやつらだ。そういう市場ができるとなれば、もう物価は上がらない。それで損するやつらにも、物資を吐き出す機会は与えるべきだ。買う奴らだって、それが誰からの物資なのか、興味はないだろう」 「私の軍隊に何をさせたいのかね?」 「国を守ることだ、ただし国境という国の皮じゃなく、市場という国の胃袋を守ってくれ。働く場所は変わらない」 「このペテン師め!」 大統領は大声で笑いしやがった。 「私は留学して経済学を学んだ。そして何故私が生まれた国が貧しいかを研究した」 「その答えなら知っている。この国がヨーロッパやアメリカじゃないからだ」 「そのとおり。付け加えるなら日本でもない。君は本当に総裁と同じ日本人かね?」 「正直、自信はない。俺は日本から逃げ出してきた人間だ。この国に来たのはたまたまだ。日本には、このおっさんみたいなクソ真面目な連中は割といる。だが、この国に来たのはこのおっさん一人だ。後の奴らは、みんな断った。だから、俺を信じなくていい、このおっさんを信じろ。そしてあんたの国の腹をすかせてる真面目な奴らを信じろ」 「私は国王の息子として生まれて教育を受けた。革命が2度起こって、現在の地位についたが、いまでも、周りのもののうち誰が嘘をついていて、誰が本当のことを言っているか、はわかるつもりだ。君はとんでもないことを語っているが、嘘を言ってもいないし狂ってもいない。君の好きな通りやってくれ。私は邪魔しない」 「どっちがペテン師だ。だが、あんたとなら組めそうだな」 「まだ何かあるのか?」 「あるとも。いま日本から、廃車になったオンボロバスと修理工具一式を送らせてる。中央銀行前から国境の公設市場へは歩けば3日かかる。そこにバスを走らせる。大儲けだ。そしたらまたバスを買って、修理工具を買って、志願者に運転と修理を教えて、この国に公共交通ってのをつくってやる。完成したら、俺を国境までそのバスで送ってくれ。ここは悪いところじゃないが、長いこと居過ぎた」 「まるで西部劇だな。かっこ良すぎるぞ」 「うまくいけば、の話だ。こっちは命がけだぞ」 「私もだ。ひとつだけ聞こう。なぜ中央銀行の前から出発する? 大統領府からにしない?」 「最初の質問の答えは、そのバスは俺が運転するからだ。後ろの質問への答えはこうだ。あんたのところには、虫のすかないねたみっぽい外人顧問団がいっぱいだ。そんなところから走らせたら、おれはそいつら全員を国境まで運んで置き去りにするぞ」 それからか? 大統領黙認の国境闇市はうまく言った。最初は行きは買い手でいっぱい、帰りは品物と買い手でいっぱいだったが、そのうちバスに乗って売りに行く連中も出てきた。そのうちバス代をけちって中央銀行前で市が立った。金が国の中で周り始めたのを、目の当たりにした中央銀行総裁なんて、あのおっさんだけだろう。 おっさんは任期が済んで世界銀行へ帰るとき、おれにヨーロッパの銀行を紹介してくれた。肩書きが笑わせる、エコノミストだとよ。 大統領からは、経済大臣と中銀総裁を兼任しろというオファーがあったが、そんなものは自分とこの人間にやらせるもんだ、と断った。実際、土の上でそろばんを練習した若い奴らがその席に付いて立派にやってたさ。しょうがないから勲章やら推薦状やらじゃまにならないものを気の済むまで送ってきたがな。何年か前に飛行機ごとテロにあって爆死だ。いい奴は長生きできんのかね。 あの総裁が紹介してくれた銀行はウィーンにあって、古くて小さいが、なかなかいいところだった。ところが2年もしないうちに、よりによって日本の銀行が買収しやがった。買ってみたら、銀行に元からひとり日本人が居るじゃないかと、なんか役職あてがわれたんで逃げようとしたんだがな、その頃ちょうどに母さんに会ったんだ。運命だ。 それから、母さんが未亡人になったと聞いたんで、銀行には辞表を出して駆けつけた。まあ、実はそれからもいろいろあって、すぐに手に手を取り合って逃げた訳じゃないが、腹括って日本に帰ることにしたんだ。ハルヒもその頃には母さんの腹の中にいたし、母さんの体調も芳しくなかったんでな。
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気持ち悪い^^; [23時 52分 27秒] 叫ぶ ぼくはてれーぜ姫様がだいすきです!! Click [某肉親父]
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簡介︰ 成立目的︰ 選取原則: 資料庫網站鏈結︰ 簡介︰ 漢學研究中心,全力推動漢學研究,並且建置數個專題資料庫,以供讀者使用。國內最大型的漢學研究網站之一,具有檢索容易,界面簡潔,資料非常值得參考等特點,所以是必選的一個網站。 成立目的︰ 1979年6月行政院孫前院長運璿於任內巡視教育部,指示為促進漢學研究,加強對國內外漢學研究人士服務,列為施政重點之一。同年國家建設會議亦建議籌設漢學研究資訊中心,指示教育部研議協助漢學研究辦法。 翌年教育部指示中央圖書館(現易名為國家圖書館)兼辦一切業務。1981年6月邀集學者專家組織指導委員會,策劃各項工作,同年9月30日召開第一次指導 委員會議,正式成立「漢學研究資料及服務中心」。嗣後為加強本中心之學術研究功能,奉部令於1987年11月,更名為「漢學研究中心」。 目前已完成多項重要工作,如:蒐藏漢學資料,提供閱覽服務,邀集國外漢學家來臺研究,編印漢學研究論著,出版目錄索引,報導漢學研究動態,舉辦大型國際性專題研討會,赴國外辦理書展宣揚中華文化等,在中國人文研究與國際漢學研究交流上,已奠定良好基礎。 選取原則: 漢學研究中心,全力推動漢學研究,並且建置數個專題資料庫,以供讀者使用。國內最大型的漢學研究網站之一,具有檢索容易,界面簡潔,資料非常值得參考等特點,所以是必選的一個網站。 資料庫網站鏈結︰ 漢學研究中心
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妖界に存在する乳製品をとりあつかっている業者。 妖界件乳協会会員。 主な生産物 クダン親父バター 国産クダン親父ナチョラルチーズ 来歴 2008年3月18日、妖界東西新聞での登場が初出。(妖界東西新聞(不定刊版)第7号 http //koorinteihyousen.blog.shinobi.jp/Entry/68/)